キャッシングの意味とその仕組みを紹介します

クレジットカードとキャッシングの問題点

今や誰もが持っているクレジットカード。そして、キャッシングも同じように浸透してきています。クレジットカードの所持率が平均して1人3枚はもっている…なんていわれているのですからすごいものです。キャッシングにいたっては、クレジットカードよりかはちょっと低いものとなっており、5人に1人といった統計がでているのだそうです。でも、この数字もそう少ないものとはいえず…日本人のクレジットカード、キャッシングへの依存度は高いものとなっていることがいえます。

 

これだけの人がお金借りる為に使っているクレジットカードとキャッシング。さぞやうまく使っているのでは…と思いきや、そうでもなく、クレジットカードの支払いやキャッシングの返済においてトラブルを起こしてしまう人が多くいるのです。つまり、その返済が困難となってしまうのですね。返済に困って、その返済分を別で借りて…なんてことを繰り返し、しまいには多重債務者となってしまうケースもあるのですから大変です。多重債務に陥ってしまう利用者が多いことは、深刻な社会問題ともなっています。弁護士事務所などにも、多重債務による相談が増えているのだそうです。

 

また、多重債務といった状態になっていない人でも、毎月の返済が3ヶ月以上も滞納してしまっている…といった滞納トラブルに陥っている人もいます。その数は多重債務の2倍に近い数字となっているのだそうです。

 

さらに、総量規制の導入からも、キャッシングでの借入が難しいものとなってしまい、これにより借り入れて可能な限度額範囲内での運用で返済を考えていた人などは、大きな変更、見直しをしなければいけないくなってしまったのです。

 

しかも、「クレジットカードを現金化できます」といった悪質な業者も増えてきているのも、無視できないものとなっているのです。


キャッシングの甘い罠

インターネットや新聞、雑誌、道いく途中にある看板など…そういったところで「今すぐお金が借りられる!クレジットカードが利用できます」「クレジットカードを現金化!」などといった広告を目にすることがあります。これらは、キャッシングなどで限度額いっぱいに借りてしまっている人や、資金繰りに困った人に対して、クレジットカードにあるショッピング枠を現金化させようとしている甘い宣伝文句。

 

「そんなことができるんだ!」なんて思った人はご用心。これにはカラクリがあり、現金化してもそこから何割が業者に取られるだけでなく、あとあとクレジット会社から請求が来るようになるのです。また、換金を目的としたカード利用は違反になります。クレジットカード会社との会員規約には、換金目的での利用が禁止されているのですから…。ひどい場合ではカードの利用できなくなり、一括返済を迫られる事となります。

 

こういった被害にもあわないようにするためにも、キャッシングの基礎知識ぐらいは知っておかなくてはいけません。


総量規制とは?

キャッシングをする人には、重要なものとなる総量規制。これは、貸しすぎたり借りすぎたりするのをセーブするためのもの。貸金業者とやり取りできるお金に制限を設けた規制です。平成22年から施行されたばかりのまだ新しい法律で、当時はかなりの話題となりました。

 

具体的にどういった内容となっているのかというと、借入の総額が3分の1を超えて借りることができない…というもの。この規制は個人による貸金業者との間において適用されますので、銀行などの貸金業者以外からの借入、法人名義での借入は適用されないものとなります。また、住宅ローンや自動車ローンといった、低金利で返済期間が長いような融資項目も除外されます。

 

融資のボーダーラインが決まっているので、それを証明するための書類…つまりは給与明細や源泉徴収といったものが必要となる事もあります。他から借りていると、それも合算して計算されるので、もし他社からギリギリまで借りていたら…もう、新規の貸金業者からは借りられないものとなります。


そもそもキャッシングって何?

キャッシングとは、金融機関が個人に対しておこなう小額の融資のこと。主に、現金自動支払機…つまりはATMからお金を引き落とせるようにしています。キャッシングに関しての明確な定義はそこまで厳しくなく、銀行や消費者金融、クレジット会社など…これらの金融機関が、個人もしくは法人に対して融資をおこなうことをひっくるめて言い表しています。キャッシング以外にも、キャッシングローンとも呼んだりしていますね。

 

いずれも、キャッシングでお金を借りたら、借り入れた金額に金利を加算した金額で返済しなくてはいけません。一回で返済できない場合は、数ヶ月にわたって分割して返済することとなります。分割返済の場合には、通常「期限の利益」といった、各月の決まった金額だけ返済していれば、残額の返済はそれぞれ期日まで待ってもらえる…といったものがあるのですが、キャッシングの場合はこの「期限の利益」が厳しくなっています。1回でも返済期限が遅れると、この「期限の利益」が喪失されてしまうのです。これを「期限の利益喪失約款」といいます。

 

キャッシングで高額のお金を返済するのは大変です。そうならないためにも、キャッシングを利用する際には、自分の収入の範囲で返済できる金額に収めるようにしなくてはいけません。